【守護姫物語】輝夜誕生日イラストメイキング【創作】

先日UPしたこちらの記事の、輝夜ちゃんのお誕生日イラストのメイキングです。

ラフ・下書き

まず一番最初に「こういうの描きたい!」という気持ちだけで大ラフを描き、

次にペン入れのためにもうちょっとバランスを整えて下書きをし、

さらに気になったところを修正して準備完了です。
今回は顔をもうちょっと今風に直してみようと微修正しています。

すごく微々たる修正なんだけど、
目とか顔のパーツの位置関係って、ほんのちょっとズレただけでかなり印象が変わるんだよな。
ラフ〜下書きは脳内の「これが描きたい!」を出し切る箇所なので、べらぼうに楽しいです。
この後はもう完成までほぼ苦痛。笑
塗りも線画も整える作業になるのでね。
逆に塗りとか線画でより細かく描くのが楽しいという人も多いけどもね。
私はこの脳内にあったイメージを紙の上に描き出せた時がもう楽しいが過ぎて、
ラフで終わりたいと思うことがしょっちゅうあります。
ただ誰かに楽しんで欲しいとなると、やっぱり丁寧に整えてラッピングする必要が出てくるわけで。
そこの整える作業も込みで完成品になるのですよね。

線画(ペン入れ)

線画もハッキリと思い描いていた絵を浮かび上がらせるための作業なので、楽しいところです。
輪郭線などの太さと、内側のシワや髪の毛の線の細さの差を明確にするように試してみました。
作業中はそこまで太いと思わなかったんだけど、
webに上げてみると結構思ってたより太く見えるんだよなあ。
線の強弱については日々研究ですねえ。
未だにどれぐらいの太さが最適解なのかわからない。

塗り分け

毎回しんどいただただひたすらパーツ毎に塗り分けるだけの作業…
場合によっては、このタイプのベタ塗りだけでもデザインとして成り立つんですよね。
カットイラストなんかは影なしの場合も多いので、この1色塗りで終わることが多いです。
ただこんなかんじの頭身高くて面積広い絵になると、
なんというか、持たないんですよねw
スカスカに見えるというか…
模様などを書き込んでいたり、背景とかの葉っぱも書き込んでいれば完成度が上がるんですけどね。
ちなみに模様などは、ここから塗りの工程に入った時に塗りながら模様描きながらやってる感じです。
ペン入れの段階で模様描いちゃうこともあるんですけど、
例えば着物の柄に金色の刺繍のような模様を入れたいとなった場合に、
ペン入れの主線で縁取りしてその中を金色に塗る、という工程よりは、
一発で金色の模様を描いていく、という工程の方が、
綺麗で早くできるんですよね。自分の場合は、ですが。
同じ見栄えなら、いかに時短をできるかというのも結構大事になってくると思っています。
効率のいい作業を増やして無駄な時間が減れば、その分また別の絵も描けるわけだからね!
でも最初のうちは手間でもいろいろやってみていいと思います。
違ったやり方の方がやりやすいかもしれないし、
そっちの方が時間かかってもミスは少ないかもしれないし。

塗り・仕上げ

当日中に上げたいという時間が迫ってきてギリギリだったので、
背景はかなり雑になってしまいましたが…
遠景の場合だと、ざかざか塗ってもそれなりに見えるんですよねw
それから、今回は新しい塗り方を一つやってみたくて、
それがこの影の部分の境目に、明るい線を入れるやつです!!
これ!なんていう技法なのかわからんけど最近よく見かけるやつ!
なんかシャレオツに見えていいな!これ!
と思ってやってみたかったのでした。

塗りの工程も苦手な部類なので、毎回同じ塗り方だと飽きるし、
なるべく1枚の絵に1回は新しいことをしてみたいんですよね。
ということで取り入れてみたんですけど。
なかなか楽しかったです。
ちなみに前回は、これまでと違った目の描き方にしてみました。
今回のもそうなんですけど、目のフチを線画で描くんじゃなくて、
ぼかし塗りで縁取るやり方のやつです。
これもなんか透明感がUPしてオシャレ度もUPするような気がしないでもない。
綺麗でかわいくみえるので、これからもしばらくはこの塗りで目を描いてみたいと思います。

以上です。

今回も最後までご覧くださってありがとうございました!
人のメイキングを見るのも好きなので自分でもやってみてるだけなんだが、
振り返って反省や発見があるので結構自分の勉強にもなるかもしれん。
またちょくちょくやっていこうと思います。
なんだかんだ1枚絵も描くの楽しいんだよなあ〜!

コメント